フィッシング
・テクニカル・コミック

黒鯛(ちぬ)太郎三十番勝負

第1回 第2回 第3回 第4回 第5回
淡路島のウキ釣り 黒鯛竿を手に入れた! 電気ウキ釣り 勝負師の紀州釣り見た ヌカダンゴに失敗!?
第6回 第7回 第8回 第9回 第10回
自分にあわせた
  チヌ釣りこそ
第11回 第12回 第13回 第14回 第15回
若狭湾のイカダ釣りに
挑戦
 泉南流ズボ釣り
(脈釣り)の真髄は
第16回



黒鯛(ちぬ)太郎三十番勝負」は、1983年7月から1984年11月まで、大阪で発行された隔週刊VIVAフィッシング(後に週刊フィッシングと改題)誌上に連載された、クロダイ(チヌ)釣りのローカル色豊かなテクニックを、防波堤のウキ釣りから、いかだ釣り、落とし込みに到るまで、わかりやすくコミックで説明したユニークな釣り入門書の復刻版です。


あらすじ
海津太郎14歳は、小さい頃から釣りが大好き。母満寿子の弟、海野遼介に手ほどきをうけてから、黒鯛釣りにのめりこんでいて、仲間の間では黒鯛太郎(ちぬたろう)のニックネームで呼ばれています。
思春期を控えた中学2年生の男の子が、海という自然のなかで、きめこまかな観察力と、決断力を求められながら、釣りの技術の中に含まれる合理性を追求するうちに、釣りの師匠といえるさまざまな釣りの名手たちの教えをうけ、さらに黒鯛釣り三銃士とよばれるようになる熱心な釣り仲間とめぐり合いながら「つりごころ」を磨き、精神的にも急速に発達する過程を楽しみながら描いています。

 入門編は
淡路島のウキ釣り、泉南で体験した紀州釣り、淡路島のエビ撒き釣り、若狭小浜の筏釣り、泉南のズボ釣り、和歌山港で母満寿子との紀州釣り勝負、志摩・国崎でのオキアミエサのフカセ釣り、黒鯛三銃士の登場、黒鯛竿作り、淀川でカキをエサに脈釣り、日高川河口のかかり釣り、南紀・芳養の投げ込み釣り、中紀塩屋の磯釣りと関西の有名ポイントを巡りながら、黒鯛の習性や仕掛け作り、つり方のコツを紹介します。何気なく盛り込まれた海釣りの基本的な知識が普通の釣り入門書と一味違う趣です。

 勝負編は
紀北・初島の磯のフカセ釣りにはじまり、南紀・目津の粒サナギ撒き、大阪南港の落としこみ、半夜のコスリ釣り若狭・泊の筏釣り、鳴門堂浦のカセ釣りと関西系チヌ釣り技術の真髄を伝えるとともに、アイザックウオルトンにはじまる「つりごころ」のありかたが狙いです。

 作者は 來田 仁成(全釣り協専務理事) さしえは伊能淳平(日本人として、初めてアマゾンのピラルクを釣り上げた記録保持者)です。

                                                             
                                 
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