わたしの主張

「奈良県漁連でバス漁業権申請を決定」に関してのご意見です


2005年4月21日 22:20

全釣り協さま


奈良漁連の決定に際しての要望や私の主張を送ります。

現段階での内水面を取巻く状況を考慮にいれると奈良県漁業協同組合連合会(以下、奈良漁連)の主張は現状を正確に認識し建設的であると考えます。ただブラックバスのみの魚種認定はブラックバス完全駆除派との間に対して要らぬ論争を呼び、また全ての内水面の魚を守ることには繋がらず、奈良漁連のアユの漁券収入の減少をブラックバスの漁券収入で埋めようというだけにも思えてしまう。真の意味での内水面事情の改善を強く求めるものであります。また「釣り」は自然の恵みを利用して楽しませてもらっている事を理解し釣場環境は誰でもなく釣り人自身が管理すべきものであるという考えを全ての釣り人に賛同して頂きたいものであります。

[1]オオクチバスを漁業権魚種に認定する事に賛成です。というより全ての川・池・沼・湖に漁業権を設定し漁業は当然として魚種を問わず遊漁自体に課金すべきであると考えます。
(1)オオクチバスのみの魚種認定では釣人相互の不公平感がある。
(2)オオクチバスのみの魚種認定ではブラックバス駆除派との要らぬ論争を呼ぶ。
(2)全魚種を魚種認定する事により全ての魚種を乱獲から多少なりとも防げる。全ての動植物の減少の主たる原因は乱獲である。
(3)全魚種を魚種認定する事により漁券収入が上がる。
(3−1)漁券収入の向上により全魚種の保護と繁栄という目的で河川等(水中・岸辺)の清掃ができる。
(3−2)漁券収入の向上により全魚種の保護と繁栄という目的で新たに監視人を雇用できる。不法投棄、漁券不携帯者の減少。
(3−3)漁券収入の向上により全魚種の保護と繁栄という目的で河川・貯水池に産卵床を設置できる。
(3−4)漁券収入の向上により全魚種の保護と繁栄という目的で養殖・放流魚種が増大する。
(3−5)漁券収入の向上により全魚種の保護と繁栄という目的で河川整備事業で失われた自然環境の回復ができる。護岸を自然状態に施
工し直し水際の植生の復元(産卵床・隠れ家・プランクトンの増殖)・河畔林の復元(水温低下)等々。
(4)全魚種を魚種認定する事によりある程度マナーの悪い人は減少する。
(5)魚数に対する釣り人過多の傾向の改善にも繋がる。結果、乱獲の防止にもつながる。


[2]漁業権魚種認定の地域について
(1)奈良県全域での魚種認定を行う事を要望する。しかし希少種・絶滅危惧種もしくはその他漁業権認定魚種に対して著しく影響がある場合はオオクチバス駆除地域とする。基本的に限定駆除には賛成である。
(1−1)[1]の(3)の意見と同様に全域でする事により漁券収入が増大する。
(1−2)県内全域を指定する事でよりオオクチバス・その他魚種の保護に対しても効果的であると考える。例えば津風呂湖・池原貯水池等で魚種認定し、木津川・大和川等で魚種認定しない場合に漁券購入を嫌う釣人が漁券を必要としない水域に集中する恐れがある。
(2)全域での魚種認定が認められない場合は自然河川・天然湖・養魚池・他魚種の管理釣場を除くダム湖・貯水池等の人工水域を漁業権対象地域とする事を要望する。
(2−1)ダム湖・貯水池等の人工水域は既に自然環境が破壊された後であり、在来種保護の対象地域とは考えられない。
(2−2)人工水域は閉鎖水域である場合が多く流出に対する管理をしやすい。
(2−3)天然湖並びに堰やダムのない自然河川は環境破壊等による生態系の破壊が少なく守るべきものであるとともに「流出」による拡散が懸念されるので駆除対象地域とする事を要望する。
(2−4)基本的に駆除対象地域の選択は、各地域の判断にまかせる。明らかに被害を受け更にそれを遺憾に思っている地域を駆除対象地域とし、特に申し出がない地域は現状を維持する事を要望する。


[3]漁券発行に関しては手に入れやすく、規則が明快にわかるようにする事を要望する。

(1)曜日別に価格が異なる日券及び年券を発行を希望。場合によっては永久券の発行も。
(2)若年層に対する配慮として年齢層に応じて少なくとも3段階程度の価格設定を希望。
(3)釣具屋、アウトドアショップ、ホームセンター、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド等の遊漁者が立ち寄る可能性が高い所全てで販売し不携帯者の減少に努める。(知らなかったでは済まされない状況を作る)
(4)不携帯者には厳しい罰則が必要。
(5)釣具屋にかかわらず釣具の購入時は必ず漁券の掲示を求める。
(6)誰にでもわかるように漁券には魚種毎に数・全長等の細かい漁獲制限(バグリミット)を記載する。


[4]その他の案や要望として
(1)欧米のように釣具購入に対して何%かの課金をし、それを釣具屋から奈良漁連が回収し自然保護に役立てる。これは全国で実施して欲しい。釣人は自分の釣場環境は自分自身で守っていかねばならないと考えます。
(2)全域認定にしても一部地域認定にしてもその他魚種に対しての影響の是非を研究するために今後、地域毎に放流量・水位・気温・水温・漁獲量・漁業努力・公共工事等のデータを時系列に保管し研究する事を要望します。


                 <兵庫県 kingfishertoyo様>
 


2005年4月17日 11:43
私は東大阪市在住で主に津風呂湖や七色ダムに月2回ぐらいのペースで釣りに通っています。
津風呂湖では以前からへらぶな釣りやバス釣りが盛んで、両方の釣り人が特にもめごとを起こすことなく釣り場の雰囲気はどこの釣り場よりもいい環境にあると思います。大阪からも近く、もう7〜8年は通っていると思います。また七色ダムや池原ダムも全国からバス釣りに来る日本でも有数の釣り場です。 ブラックバスが特定外来種に認定されそうな情勢ですが、いつまでも今の環境で釣りが出来るように強く要望いたします。
2005年4月7日 23:07
はじめまして、私は静岡県に住む者です。
今回、こちらの奈良県漁連の魚種認定に向けた内容見て意見させていただきます。
 はじめにお断りをしますが、私はただの釣り人であって釣り関係者ではありません。
今、巷では外来種問題で私を含め多くのバス釣り愛好家が心を痛めています。
確かに、ブラックバスという外来種が国内の内水面に放たれることで、今までの生態系が崩れないとは言い切れない部分はあると思います。しかし、ブラックバスが日本に入ってきてかなりの時間が経ち、広く分布している今
この魚を国内から完全排除するのは極めて難しいことと思われます
ならば、今回の奈良県漁連の様に魚種認定をし、地域の発展材料にしていくのも
良いと思います。 
現に河口湖、芦ノ湖、山中湖などはブラックバスによる経済効果で
周辺地区の整備、観光施設の充実など魚釣り意外でも楽しめる観光スポットになっています。
ブラックバスという魚を基点に、そこで得た収益を使ってアユの養殖などに使ったりしてもいいのではないでしょうか?


 2005年4月6日 21:09
 「私の主張へ」初めて意見を投稿させて頂きます。
 個人的には内水面の様々な釣りをします。釣り自体を魚種によって差別する事はしません。
 そのような立場から、今回意見を出させていただきます。
 **意見内容**
 奈良県を始め全国各地、ブラックバスに限らず釣りの対象魚への対応は、全国一律に行うべきでは
無いと考えます。
 地域性にあった取り組み方を行う必要があり、すべからく規制や排除と言う考えかたは、90年代の
古い考え方だと感じます。
 必要な場所は、利用者が料金を負担し管理する事必要があります。
その為に、法を改正する必要があればもちろん改正する必要があるでしょう。現実に合わない法律は
変えていくべきだと感じます。
 必要なければ、必要な所へ移動する事を考えるべきかと思います。法律で生き物を殺すという事を推
奨するのは好ましくないと感じます。

       <群馬県 Adachi様>