三方五湖で在来魚守る体制作りへ
福井新聞でも政治問題として提起
福井県ではラムサール条約に指定された三方五湖で、これらの湖にだけ生存する在来種保護のため、県からの打診を受けてバス釣り大会を開く計画を進めています。
三方五湖では、6年前にオオクチバスがはじめて捕獲されて以後、昨年には年間1300匹を越す採捕があるなど、急速に生息数が増えています。しかし、バスが確認されてわずかの年月しか経過していないことから、環境保全に積極的に取り組めば、まだ間に合うし、国際的に認められた貴重な湖を守る必要があるとの観点から、釣り人として取り組むことになったわけです。
釣り大会は、湖岸清掃イベントと合わせて開催する。環境保護の協力金として参加料を徴収し、外来種防除だけでなく、三方五湖の自然環境保全のため使途を公開する。釣り上げたバスは地元若狭町に委ねる。などで、釣り方はルアー釣りだけでなく、エサ釣りも含めることになって、すべてのジャンルの釣り人に協力を求めることにしています。
これを機会として、バスがいてはならない場所と、いてもあまり影響のない場所を整理整頓して、広く社会的に釣り人の姿勢について理解を得るモデルケースとしていきたい考えです。 この動きについて地元福井新聞では、積極的な記事を掲載しています。
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